ジャケットイラスト:Lem

 スチームパンク・シリーズ全作品を題材としたドラマCDをお届けします。
 本作は、ファンディスク『SFF』プレイ後にお聴きいただけると一層楽しめます。

エピソード1『異形都市の夜』
──インガノック歴10年。
──都市第7層、とあるアパルトメントにて。
珍しく釣果をあげた老師イルから譲られた、何匹もの新鮮なオニオコゼ(正式名称オグルオコゼ。水源区に生息する変異魚類。顔が怖い)。
キッチンには、オニオコゼをどう料理しようか思案するキーアの姿。
珍しく、今夜のキッチンにはキーアとルアハだけでなく、アティの姿もあって──

エピソード2『銀色の鳥の宴』
──西暦1908年。
──カダス大辺境の星空の下。
飛空艇ウルメンシュでは、久しぶりに再会したネーエルやメアリ・シェリーを迎えて、ちょっとしたパーティが開かれていた。
なんだか随分と上機嫌なコニー。
カルベルティも普段より少し優しいような。
それもそのはず。
だって、ふたりは先日●●したばかりで──

エピソード3『少年と少女』
──西暦1907年。
──カダス大辺境の青空の下。
少し前のウルメンシュでの出来事。砂漠都市ヴァルーシアから旅してきたアスルとクセルが、ウルメンシュに搭乗していた頃のこと。
厨房を借りたクセルは頭脳記憶(記録)に刻まれた教科書通りに料理をするものの、なぜだかうまくいかない。オーブンが言うことを聞いてくれない。
なぜだろうと困っていると、船のあるじ、コニーがやって来て──

エピソード4『黒い男』
──西暦1908年。
──カダス大辺境、セレネル海上空。
空を引き裂いて海へと突き立つ、由来不明の巨大構造物(メガアーキテクチャ)。
全長数十マイルを超す異形の柱時計。
その名は《大機関時計》。
チク・タクと音を響かせる巨柱は、今まさにカダスの惑星中心核を貫くべく、その鋭い先端を伸長させつつあった。
Mの所有する碩学式飛空艇クセルクセスの中で、メアリは“それ”を目にする。
巨柱の内部で輝く、見慣れたもの──

エピソード5『地下鉄の車窓より』
──西暦1908年。
──どこかの空の下。
空を駆ける一輌だけの地下鉄の中で、リリィはひとつの決意をする。
見てきたことがある。
やってみたいことがある。
前みたいに、うまくできるか、わからないけど。
それでもひとりでやってみたい。
……ひとりで? ううん、ふたりで。


2012.08
.10-12「コミックマーケット82」西4階・企業ブースにて先行販売
スペース「944 Liar-soft」 販売価格:2,000円

※こちらの商品はコミックマーケット82にて先行販売後、8月下旬よりオフィシャルファンクラブ通販、取り扱いショップ様にて一般販売開始します。